仕事と旅と時々ゴルフ

日々、感じたことをつづる日記です

一人部署の悩み「自分の限界が組織の限界」

ここ数日、生死の境をさまよっており(嘘)、ブログを書く元気がありませんでした。ですが、周りの理解と温かい支えのおかげでなんとか復活の兆し・・。健康の大切さをしみじみ感じました。

 

私は今の会社(ベンチャーというか中小企業というか)で、一人広報をしています。スタートアップも含めたベンチャー企業では、一人広報によく出会います。よくあると言ってしまえばそれまでですが、やってみると気楽だけどいろいろ大変。今日は、一人部署ならではの悩みについて書いてみようと思います。

 

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この週末、香川と徳島へ合宿に行ってきました。都会の喧騒を離れ、ホテルに詰めてブランド研究の仲間とディスカッション。ベネッセや香川県の方に直島を案内いただき、「よく生きる」ということについて学んできました。

 

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一人部署は文字どおり、自分一人しか担当がいない状況を指します。企業のなりたちとして、まず必要というか存在しているのは、経営者、開発・営業、管理部門ですよね。スタートアップの場合、広告宣伝費をかけられないケースが多いので、企業の成長を後押しする上で広報はとってもいい機能なのですが(声を大にしていいたい!w)、なかなかそれを理解されるケースは少ないのが現実です。*個人的には、営業が地上戦なら広報は空中戦。上空から支援できると思っています。

そのため、私の周りでは、ある程度の規模になってきてから広報を採用するとか、営業やマーケ担当者が兼務するケースが多いようです。一人部署は気楽ではありますが、悩みといえばこちら。

 

一度にさばける仕事量が業務量のボトルネック

多い時には月に10本以上のプレスリリースをひいひい言いながら書いていました。クライアントなり協業先と連携して、メディアにアプローチしてということを繰り返すわけですが、これ、個人の処理能力がまさに、組織のボトルネックになるんですよね。まして、協業先やクライアントが大企業であることがほとんどなので、こちら側の思い通りになるケースは少なく、難しい調整を迫られることとなります。

広報業務もいくつかありますが、自社の場合、リリース発信、取材対応、イベント運営、その他(企画ものやマーケ的な仕事)などの4分類くらいに分けられます。そのうちの一つ、リリース配信の流れはざっとこんな感じです。

 

<リリース発信の流れ>
・リリースできる案件を洗い出す(自社単独なのか連名なのか確認)
・案件の確認(いつ、どんな背景で、どんなサービスを、誰が、誰に向けて、どのように開始し、どんな狙いや目的があって、今後の展開はどうなるか、など)
・リリースを書く(画像やロゴも集める)
・営業担当者にドラフトを確認する
・連名社へ確認(クライアント確認)
・知っている記者に連絡、説明に出向く
・コーポレートサイトに掲載する
・リリース配信サービスで配信する
facebookで告知する(会社のと自分個人のと)
・掲載を確認
・掲載を社内に報告&対外的にも報告(サイトとfacebook
・記者にお礼

 

この流れの中で一番頭を使うのが、そのネタをどうやって社会の文脈につなげるか、という点(案件を確認して書くあたり)。当社の場合、開発する案件がバス業界だったかと思えば、金融の領域だったり、はたまた小売や流通、鉄道、行政などと幅広いため、競合の動向や他社との違いをキャッチアップするのがなかなかに難しいです。業界によって媒体や担当記者もわかれるので、媒体をカバー仕切れないのも課題です。

ほかの工程も、作業としては地味にきいてきます。そのため、作業として切り分けられる部分だけでも事務担当者に頼めないかと相談したことがあるのですが、仕事を振れる人がいないという理由で却下され、やむなく一人で担っています(涙)。

他社広報さんは、これらに加え、採用広報やIRなどを担われているケースも。業界がある程度専業であれば問題ないかもしれませんが、一人は何かと大変ですよね。

もしあの時、私が交通事故で入院するとか、インフルエンザにかかって・・とか想像すると、たくさんのリリースが日の目を見なかったか、大幅なスケジュール変更を余儀なくされたことと思います。健康に産んでくれた両親に感謝です。

 

休暇といっても完全には休めない

仕事を振れる人がいない(少ない)ので、自分が対応しなければならないことが多く、休みの日でもPCとケータイを持ち歩くことが多くなりました。特に長期休暇で旅に出る時も、PCを持って出かけます(これはこれで、PC管理が不安なのですが…)。

なるべく、リリースなどの見えている予定がないところで休むようにしたり、休みを避けてリリース準備や取材対応をしたりしますが、問い合わせに休みはありません。何かあれば、社内チャットツールで連絡をもらったりして、折り返し対応をしています。

初めはそれが心休まらなかったのですが、最近ではケータイ・PCがないことが逆に不安になるという始末。良くも悪くも、仕事とプライベートの垣根がなくなってきていることを感じます。

 

自分の能力の限界が部門としての限界

最近、これをしみじみ感じます。経験してみて初めてわかる感覚です。

今の会社に入社したとき、社外の先輩からそういう話を聞いていたので、自分の領域を広げることに注力しました。とにかく人に会いに行き、学びの場に顔を出し、わけもわからず走り回っていたかなと。

というのも、メディアや社外広報担当者とのつながりの広さや深さというものが、広報としてのアウトプットを大きく左右すると思うからです。ここがまだまだ課題で、優秀な他社広報さんを見ては、自分はまだまだだと猛省する日々・・。

また、企画力もとても大事。リリースにはならない小さなネタでも社会の文脈にうまくつなげるとか、他社と連携して世の中の動きとして記者に提案する、などを行うことがアウトプットにつながってきます。

チームとして広報がうまくいっている会社を見ていると、自社のことをよく知っている中心人物がいて、他社でメディアリレーションをうまく築いてきた広報経験者や、メディアへの企画提案力に優れたPR会社出身者の人を採用するなど、各人が強みを発揮しながら、チームへも知見を還元するという良い循環が生まれています。そうすると、4人のチームが4人以上のアウトプットを生み出し、部門としての力が高まるのだと思います。

一人だと学べる人が社内になく、外に学びに行くしかありません。上長も広報のことをきちんと理解しているとは限らず、何なら広報って何なの?というのが社内の一般的な見解であることが多い。一人部署の担当者は孤独を感じることが多いんですよね。そのため、広報の価値や意義を社内に理解してもらうアプローチが必要なのですが、一人だと心折れるケースも多いようです。うんうん、わかるなあ。

 

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フェリーからみる瀬戸内海の風景。穏やかな海と爽やかな風を感じ、命の洗濯をしました。

 

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以上、一人部署の悩みをつらつらと書いてみました。周りの広報仲間と話していると、一人部署をずっと続けるのは大変なので、続いてもせいぜい数年。その後、経験を積んで転職をするか、ほかにも人を雇ってチームとして成長するかのどちらかという意見が聞かれます。ここを頑張り抜けるかどうかも、個々人の努力によってくるのかもしれませんね。

 

「オプションB」のすすめ

今週のお題「読書の秋」

 

フェイスブックのCOO:シェリル・サンドバーグと、「GIVE & TAKE」の著者であり心理学者のアダム・グラントの共著、「オプションBー逆境、レジリエンス、そして喜び」。この本を紹介する、こちらのブログを読みました。

 

give.hatenadiary.com

 

人生に手応えを感じられない今日この頃。ちょっと体調も優れず、帰宅するとぐったりとソファに横たわり、眠り込んでしまう日々。悶々と自問自答する日常には、どこにも出口がないように感じられ、言いようのない悲しみと閉塞感が頭を支配していました。そんな中にあって、この書評が一筋の光明のように舞い降り、手に取ってみることにしました。

 

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文学部出身ながら、本を読むのが大の苦手。集中して本と向き合うことに慣れませんが、序章を読んだだけで胸がいっぱいに。読み進めずにはいられません。

 

www.amazon.co.jp

 

シェリル・サンドバーグが最愛の夫を突然失うところから始まるお話。友人であるアダム・グラントの支えを得ながら、その大きな喪失感にいかに向き合い、乗り越えてきたかを記しています。オプションBとは、オプションAを選べないときの次善策のこと。人生は必ずしも思い通りにはならない、だからこそ、オプションBを使い倒そうと筆者は言います。この本はストーリー展開の中に、心理学的な研究事例も引用されており、悲しみのメカニズムを客観的に解説してくれているところが参考になります。

 

まだ、途中までしか読んでいませんが、印象に残った点がこちら。

 

『私たちは人生のネガティブなできごとをさまざまな方法で処理するうちに、レジリエンスの種まきをする。心理学者のマーティン・セリグマンは、人が失敗や挫折にどのようにして対処するかを長年研究し、「3つのP」が苦難からの立ち直りを妨げることを明らかにした。すなわち自責化(Personalization:自分が悪いのだと思うこと)、普遍化(Pervasiveness:あるできごとが人生のすべての側面に影響すると思うこと)、永続化(Permanence:あるできごとの余波がいつまでも続くと思うこと)である。』

 

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何かつらいできごとが起きた時、「自分ひとりのせいではない、すべてこういったことにつながるわけではない、ずっと続くわけではない」と思えることが、心の回復に必要というメッセージ。

 

なるほど、確かに。
そう考えてみると、これらすべて、日頃から逆のことをやりがちです。むむ、なぜでしょうか。「自己肯定感の低さ」がそうさせるのか、はたまた、レジリエンスがないからなのか。私にはその因果を知る由もありませんが、本書から学ぶことは、レジリエントにしなやかに生きるためには「3つのP」を頭から追い出すことが大事のようです。

 

 

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お気に入りのベーカリー、床のデザインがモダンに生まれ変わって?いました

 

 

絶望から立ち上がり、回復する力=レジリエンス。私がこの言葉を初めて耳にしたのは、1-2年ほど前でしょうか。ちょうど、アドラー心理学がブームになっていた頃です。しなやかで柔軟でしなっても折れない「たおやかな心」、そんなイメージでした。大学のOB会が運営するサロンでこの話を聞いて以来、自分に足りなくて、必要なものだとずっと思っていました。本書を読み進める中で、そのヒントを少しでも学んでいければと思っています。

 

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そういえば、この本(原書)が出た頃も、何かに行き詰っていたのでしょうか。自分のfacebookの投稿を見た、アメリカに住む友人がこの本をすすめてくれていたのでした。普段、あまりfacebookに弱音は吐かない(つもりだった)ので、何気ない投稿だったはずなのですが、友人の目にはきっと、何かしらを求めて彷徨う私の心が見えていたことでしょう。情けないですね、でも、ありがたいことです。

 

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また明日から新しい一週間が始まります。最善でなくても、次善の策を選びとっていけるよう、とりあえず頑張ろうと思います。

 

幸せは自分の心が決めるもの 〜結婚と離婚とその次と〜

お題「結婚」

 

先日、結婚に関するこの記事を読みました。

blog.tinect.jp

 

友情を前提に。これは確かになるほど、と思います。
自分たちの場合も、友情に近いものは確実にありました。でも離婚という決断をした。他に何が必要だったのだろう、と自分の経験を振り返りました。


私もかつて、結婚していたことがあります。
友だちのような関係で、人としての信頼関係はあったけれど、残念ながら4年を少し越えたところで離婚という決断をしました。決してお互いを憎しみあって別れたわけではなく、籍を外してからも、実はしばらく一緒に住んでいました。義弟と3人、夫婦だったときに購入した3LDKのマンションでルームシェア。それはそれで、楽しかったのですが、お互いにまだ次を探してやり直すという選択肢を考えたときに、私は家を出ることにしました。

 

夫婦がうまくいく秘訣は、きっとその夫婦によって異なると思いますが、もし自分たちにあれば良かったものってなんだろう?今夜はそんなことを振り返ってみたいと思います。

 

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結婚していた頃は、友人らを招いてよくホームパーティをしていました

 

結婚生活は楽しいことばかりでもなく、でも悲しいことばかりでもありません。私の経験では、とても素晴らしいものだったと思います。夫婦が一つのユニットとなり、力を合わせ、お互いに支え合いながら、補い合いながら歩んでいくもの。そんな記憶が残っています。

 

自分たちの結婚生活で見直すべきところがあったとすると、お互いの聖域を残すこと、ではなかったかと思います。愛し合って一緒になったとはいえ、30年近く別々の人生を歩んできた二人。まったく価値観が合致するということは考えにくく、まして性別も異なるので、そこでも大きな価値観の差があります。

 

例えば趣味のための時間の過ごし方やお金の使い方。特に時間とお金は夫婦にとって、価値観の違いが顕著に出る場面(私たちには子どもはありませんでしたが、子育て・教育も価値観が出ると言われますね)。ここを互いに干渉しすぎると、夫婦生活が息苦しくなってしまいます。理解はできなくても許容する、これがとても大事だったように思います。当時の私たちは、お互い真面目すぎたせいか、夫婦とはこうあるべきという考え方に縛られ、常に議論というか意見を戦わせていました。完全に折合うことなどないというのに。

 

次第にケンカすることに疲れてきた私が思うことというのは、夫婦だから、どちらかが折り合わなければならない。彼が折れないのであれば、私が折れるしかないということ。彼の考え方は遊び(=余白)はないものの、ある意味では正しいと言える、そう思ったとき、彼の意見を受け入れなくてはならないと考えるようになりました。

 

自分の両親を振り返ってみたときも、これは時代の向きもあろうかと思いますが、やはり妻が夫を立て、夫に付き従う妻の姿が家庭にはありました。そう思うとなおさら、意見をする気力がなくなっていったような気がします。

 

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なんだかちょっと、暗いですね・・苦笑

 

とまあ、お互いの聖域なく干渉を続けた結果、私が耐えきれなくなり、話し合いの結果、離婚という選択をすることとなります。

もちろん、30歳をすぎて、また独身になるということに、不安がなかったわけではありません。仕事はもちろん、バツイチの自分が、また誰かと一緒になれるのだろうかとか、年齢的に誰にも相手にされないのではないかとか・・それはもう、いろいろ悪いケースを想像しました!笑)それでもこの決断を推し進めたのは、この先何十年と、相手との関係性を維持しながら結婚生活を続けることの想像ができなかったからです。正直な気持ちとして、自分らしく生きたいという思いが勝ったんですよね。愛してくれた彼には、本当に申し訳ないと思っています。

 

離婚後、まったく地縁のない東京の東側に居を構え、新生活を始めます。当時、勤めていた会社が歴史に名を残すインシデントを起こし、広報部門にいた私は、日本中からの怒りやクレームを、電話やメールで休みなく浴び続けました。そして、対抗できるカウンターなどあるはずもなく、ただひたすらにお詫びをする毎日。離婚時、お金の問題はすべて彼に従い、貯金がまったくない中で一人暮らしを始めたこともあり、ベッドも買えず、フローリングに敷布団で、疲れが取れない毎日でした・・思い出すと散々な時期だったのですが、それでも小さな自由を手に入れ、新しい生活を始められたことに、生きる喜びを感じた時期でもあります。

 

婚活、結婚、(不妊・妊娠・出産)、離婚。
自分のそれらを振り返ってみると、すべてはスタートであり、その地点から次のステップに進むことが、そのまま自動的に幸せを保証するものではなかったと思います。人それぞれ、置かれている環境は異なりますが、どのステップに進んでもその時々の迷いや悩みがある。そう考えると、自分がどこにいても、幸せを感じられる心の受け皿を持っていることが大事なのかもしれません。今後、少しずつでも、幸せを感じられる力を育んでいきたいなと思います。

 

なお、離婚後、しばらくしてから婚活を始め、お見合いパーティ、オンラインマッチングサービス、結婚相談所など、考えられる手は尽くしに尽くし、怖いもの見たさで怖い思いもし、波乱やアクシデントを何度か経験しました。今思えば、これらもいい思い出なので、いつか書き記してみたいと思います。恋愛市場から脱落した今、心穏やかではありますが、幸せを感じる力がちょっと弱い気もするので、謙虚な気持ちで今を幸せに生きていこうと思います。

 

独り言のような話に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

お魚太郎さんに教わる、美味しいサバのさばき方!

この1-2年、料理という料理はほんとんどしてこなかった私。
夕飯はコンビニ飯かカップラーメン。朝はお気に入りのパン屋でランチは外食。なんて佗しい食生活なんでしょ・・そんななか、友人が知り合いのお魚バイヤーさんを招いたお魚教室を開催すると聞きつけ、何を思ったか、参加させていただきました。

*血が苦手な方はご注意ください、途中で魚の頭を切り落とした写真があります。

 

その名も、「美味しいサバをバッサバサ、サバく会」

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「サバをバッサバサとサバく」→これ、しばらく友人らの間で連呼しました(笑)。

 

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場所は月島の区民センター内にある、社会教育会館。まさに、小中学校の家庭科教室のような室内。4人チームに分かれて席につきます。

 

今日の講師について、告知文から拝借します。

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<講師> 赤堀太郎さん
2002年に学卒後、新卒で魚を取り扱う商社に就職、海外(アラスカ、ノルウェー、チリなど)で買付、加工業務に携わり、2010年オイシックス転職後は、国内で北海道から九州まで美味しくお魚を求めて船に乗るなどの目利きをして参りました。 2015年からは大阪の海老江にオープンした棒寿司 漬け魚の専門店『魚庵』の番頭として、美味しいお魚をたくさんの方に食べていただきたいと奮闘中。
実演フォローとして、田中慧さんもご登壇。水産会社にて日々魚をさばいていらっしゃいます!

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さてさて、早速、サバの基礎知識を学びます。
私たちの食卓に並ぶサバには、複数の種類があるってご存知でしたか?マサバ、ゴマサバ、そして、大西洋マサバです。日本で採れるのは、マサバとゴマサバ、大西洋マサバはノルウェーで採れるため、別名ノルウェーサバとも呼ぶそう。

 

マサバは脂がのっており、ゴマサバは脂がマサバに比べてさっぱりしています。業界的には酸っぱい?というんだとか。ノルウェーサバも脂ののりがよいようで、日本でも人気です。

 

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調べてみると、マサバの旬は秋から冬。秋茄子と同じく、嫁に食わすなと言われるほど美味しいようですね。それに対し、ゴマサバは一年を通じて味が落ちないため、マサバの旬がくる前の夏などが旬とされているみたいです。

 

座学の後は、お待ちかねの実演。まずは田中さんがさばき方を見せてくれます。

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まずは綺麗に洗ったまな板と包丁を準備。サバがスタンバイします。

 

 

エラの右側からまっすぐに包丁を入れ、頭を切り落とします。その後、腹を肛門まで開いてはらわたを取り出します。血合いを抜いて、お腹を綺麗に洗ったら準備完了。その後、開いた腹を自分から見て上側におき、中骨の上側に包丁を入れておろします。同じことを中骨の反対側でも行ったら、中骨にそって骨のある部分を切り落とす。そうすると、三枚下ろしのできあがりです。

 

わかりやすいイラストがありました。

www.sendaisuisan.co.jp

 

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このおろし方を「大名下ろし」というのだそう。廃棄する中骨に身がたくさん残ることから、ぜいたくなおろし方として、大名の名がついたそうです。

 

その後、骨を抜きます。これがほんと、骨が折れる作業なんですよね。いつも食卓に並ぶお魚には、こういった下処理が行われているのかと思うと、お母さんに感謝です。

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骨をとるための専用の道具があります。調べてみると、その名も「骨抜き」、まんまでした。

 

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みんな、実演に釘付けです! 

 

さ、実演では簡単そうにさばくのを見た私たちですが、今日は一人5-6尾をさばくこととなりました。まずはこちら! 

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じゃじゃーん、大量のさば、さば、さば!

 

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とりあえず、頭を落とします。結構、血が出ますので、キッチンペーパーを引いて作業するのが良いです、まな板を洗う作業が楽になります。

 

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ささ、そんなわけでひたすらサバき続ける私たち。慣れない手つきで初めはドギマギしましたが、4尾目をサバく頃には、多少手慣れた手つきに。

 

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こんな感じでサバけるようになりました。ちょっと切り口が雑ですね。

 

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4人でおろしたサバたち。 

 

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とひたすらサバきまして、今日のお魚教室は終わりました。さばいたサバの一部を塩を降って、一夜干し用のシートに包んでお持ち帰りしました。明日の夜くらいになれば、いい感じにできあがるそうなので、明日の夕飯はサバに決まりです!

 

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と、保冷剤代わりに、とお魚太郎先生がご用意くださったのが、なんとご自身のお店で販売されている「北海道産の塩いくら」、お値段 3,000円!!教室中が歓喜の声に包まれました、ありがとう!先生!!

北海道産塩いくら | 魚庵

 

なお、こちらのいくらは、9/19(火)~10/1(日)まで、エキュート品川で特別販売されているそうです。棒寿しを中心に、西京漬け、佃煮、燻製も販売しているそう。

 

エキュート品川(03-3444-8910))
JR品川駅 改札内 場所/B(マーケットスクエア)
時間/月~土/10:00~22:00 日・祝/10:00~20:30

*魚庵WEBサイトからも購入できます♪ 

www.uoan.jp


面白そうって直感で参加したお魚教室。お魚たちは、いろいろな人が手をかけてくれて、私たちの食卓に並んでいるということを、改めて教わりました。感謝して海の幸をいただこうと思うとともに、これを機に、またお料理を始めてみようかな♪って思いました。主催してくれた友人に感謝!!

「どうせ愛されている」〜自己肯定感の低いワタシのおまじない〜

先日、こちらの記事を読みました。

 

chibiblog.hatenablog.com

 

とっても心にしみて、疲れた心にひたひたと優しさが満ちていく、そんな感覚に包まれました。FACEBOOKでシェアすると、「まさにそのとおりだよね」とか「自分も何度か撤退してるよ」などというコメントが集まりました。

 

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すみだ水族館チンアナゴ、ゆらゆらしながら、とっさのときにはささっと。砂の中に逃げるのが上手です。

 

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私は他人にうまく頼るのが苦手で、若い頃はよく仕事や悩みを抱え込んでは、勝手に苦しくなるということを繰り返していました。体調に支障をきたしても、ついムリをしたり頑張ならなければって自分を追い込んでいたような気がします。

 

その不器用な性格は今でも変わっていませんが、最近はなるべく身体の声に耳を傾け、疲れたというシグナルを受け取ったら、少し休んだり立ち止まるようになりました。上手かどうかはさておき、身の回りの人に相談したり、自分の胸の内を打ち明けられるようにもなりました。不器用な自分としては、大きな進歩です。

 

そんなときに出会ったこのブログ。心に響き、いただいたコメントも身にしみました。

 

この話を仲間に打ち明けたところ、2人ともが自分も似たような経験があると教えてくれました。一人は上司との関係に悩み、心理的に追い詰められ、上司との2人きりのコミュニケーションがとれなくなったそう。第三者に間に入ってもらうことでうまく距離感を保ち、今では、その上司とも話ができるようになったそうです。

 

そして、彼女が教えてくれた、「どうせ愛されている」という自己暗示の言葉。
不安になったときには、この言葉を唱えるんだそう。どうせ愛されてるからさって、潔く言い切ることが大事。そっか、どうせ愛されているんだって思ったら、何だか笑ってしまいました。

 

もう一人は、過度なストレスによって体調不良になることを自ら公言し、それを受け入れてもらうことで、自分らしく生きる道を選んだとのこと。あっさりと話してくれましたが、きっと、それまでに幾度もの苦しい時期を経験したのだろうと思うと、心震えるものがあります。

 

私は支配したがる相手との関係が苦手です。かつて結婚していた人もそのタイプでした…
自己肯定感の低さから自分に自信が持てず、自分にOKが出せず、そういう関係を作っていたのかもしれません。

 
そういえば、先日参加した女性のための失敗会議「FCon」でも、同じ思いで葛藤しているという話をしてくださった方がいました。第一線で活躍している女性でも、自分と似た葛藤を抱えている。その苦しみに思わず自分の感情が重なり、胸が熱くなったのを覚えています。

 

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FCon(Lean in TokyoのFACEBOOKより)

 

落ち込みがちな、今日この頃。仲間に教わったおまじないを唱えながら、明日は今日より元気に過ごせたらと思います。

ゴルフ仲間を探そう!交流イベント参加レポート(日経ウーマノミクスプロジェクト)

ゴルフって仲間探しが一つの課題。私の場合、前職や現職の同僚、プライベートな友人、ご近所さんなどと一緒にラウンドし、ゴルフ仲間がゴルフ仲間を呼んでくるというサイクルで機会を増やしていますが、例えば、一人でも参加できるこんなイベントがあるのをご存知でしょうか?

 

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今日はこちらに参加したので、早速レポートしたいと思います!なお、このコンペに参加するのは昨年に続き2回目。前回、お友達もできたし、コンペの景品でとっても素敵なゴルフバッグが当たり、いいことずくめだったので、今回もほのかにそんな期待をしつつ参加しました。さて、今回はどんな感じでしょうか!?

 

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前回、幸運にもいただいたゴルフバッグ!今でももちろん、愛用しています♪

 

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あろうことか今朝、6:38の最寄駅の電車に乗るつもりが、目が覚めたら6:19。寝ぼけながらも血の気が引く感覚、わかりますでしょうか。寝ぼけているので何が起きているかよく理解できないのですが、迫り来る電車に飛び乗るイメージだけを持ちながら歯を磨く。そして、人様に最低限迷惑をかけぬよう、目の前の服をとりあえず着る。そして、マンションの目の前に停まっていたタクシーに飛び乗って、最寄駅にギリギリで到着したのでした。本当にミラクルとしか言いようがありません。二度寝はいけませんね、皆さんも気をつけてください。

 

さ、気を取り直しまして、今回の会場はこちら、千葉国際カントリークラブ。

www.pacificgolf.co.jp

 

最寄駅である、JR蘇我駅までは東京や新橋から60分ほど。そこからクラブバスが出ていました。ゴルフ場すべてにクラブバスがあるわけではありませんが、一人参加の場合は交通手段が課題。車を持っていない私のようなゴルファーには、送迎は助かるサービスです。なお、今回ゴルフバッグは宅配便で送りましたが、電車で運ぶこともあります。

 

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車内はなかなかの混雑。他にもコンペがあるようで、お客さんで賑わってます。

 

45分ほどで会場に到着。早速受付を行います。組み合わせ表は事前に送られてきていますが、お名前しかわかりません。今回はどんな女性とご一緒できるかワクワクします。さ、着替えて準備しましょ。

 

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受付が終わると、何やらプロモーション商品の準備をしていました。

 

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お天気にも恵まれ、まさにゴルフ日和!

 

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開会宣言が始まります、皆さん、お集まりくださ〜い。

 

主催者のマルマン、マーケティング担当者からご挨拶。こちらのイベント、2014年からスタートし、今回で21回目となるそうです。参加者数は延べ500名を超え、手ごたえを感じているそう。続けるって大変なことですよね、ありがとうございます!

 

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今回はこちらの皆さんとご一緒させていただきました。

 

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コンペはペアスクランブルマッチで、良い方のボールを採用し、そこから両者が打つというルールです。1打目については、必ずいずれも3球以上採用しなければならないため、レベルに差がある場合、どの3球を選ぶかが見極めどころです。

また、後半ハーフのスコアだけで競うダブルペリア方式。単純なスコアの良さだけでは上位にランクインできず、レベルの差があっても楽しめるルールです。隠しホールがいくつかあって、そこでは数多く回った方がお得(って言葉で説明してもわからないですよね)。ただし、どこが隠しホールなのかはわかりません。

 

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私たちのペアは、前半54(こちらはコンペに関係ない)、後半45。トータル99と人生で初めて100切りに成功しました!!
やったー!!!(実力じゃないって?いいんです、とりあえず、来るべきそのときに備えてのイメトレですから・・笑)

 

プレーが無事に終わり、お風呂にゆっくり浸かって疲れを取ります。ゴルフ場って女性がまだまだ少ないので、経験上、貸切になることが多いのですが、今回ばかりは大賑わい。こんなに女体を見たのは久しぶりです!笑

 

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さてさて、お待ちかねの結果発表〜っ!!
今回も豪華景品がっ!!!

 

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っとその前に、マルマン、curucuruというゴルフ専用ECサイトマーケティング担当者からプロモーションの時間。軽妙なトークで会場を盛り上げるマーケ担のお2人。まさに昨日、新しく発売されたばかりのクラブ「MAJESTY(マジェスティ)」やベータ版でリリースしたゴルフ仲間のマッチングサービスなど、これはかなり、コアターゲットに向けたダイレクトマーケティングですね。

 

そして、ついに、お待ちかねの結果発表の時間がやってきました〜!!ランキング上位者から好きな景品が選べるんですって。

 

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景品は最新式のドライバー、ウッド、高級ゴルフバック、オシャレなボストンバッグ、アイアンカバー、健康食品、健康グッズなどが勢ぞろい。欲しいもの決まりましたか?という司会者の 問いかけに、決まりましたっ!!と力強く答えました(心の中で)。

 

私は前回のコンペでもらったゴルフバッグとお揃いの、レ・トワール・デュ・ソレイユのボストンバッグかアイアンカバーが欲しいです!!

 

果たして結果は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14位!残念ながら景品はなし!!

 

…涙

 

準優勝したペアのスコアも同じ45。これが、ダブルペリア方式。
他方、優勝ペアのスコアは39!これはグロス(単純加算)でも一位です。このペア、前回も優勝したんですって!!やっぱり、圧倒的な差をつければ、優勝を掴み取ることができるんですね、お見事っ!!

 

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こちらは参加賞(グローブもありました)!うん、ボールとか結構ありがたい。大事に持ち帰ります!

 

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私たちのチームの名前。まるで、中学校みたいですね。年齢はダブルスコア以上でしたけどね!

 

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そういえば、来年の1月からゴルフのルールが大改訂され、緩くなるそうです。時間短縮と競技人口の増加が狙いのようですが、果たしてこのルールを改定したところで、人口が劇的に増えるとも思えません。それよりは、今回のようなゴルフ仲間づくりや快適な移動環境を整えるなど、気軽に参加できるようにすることの方が、延べプレイ人口の増加には寄与する気がします。
新規流入を増やすには、女性の場合はファッションとか、そちらの方面の充実が効果的な気もします。スター選手をもっと排出することで(誰が?えっと、企業かな)、憧れる人を増やすのも手かもしれないですよね。スケートやテニス界が盛り上がっているように。

www.nikkei.com

 

まぼろしの100切りを達成した今回。
このスコアこそが、何よりのお土産だったかなと思います。
イメトレも十分できたことですし、次回のラウンドに向けて頑張ります!!

私の常識はあなたの非常識?転職を通じて見えてきた、価値観の違い(2)

先日書いたこちらの記事の続きです。転職を通じて感じた「常識」の危うさについて、記憶が掘り起こされているうちに、他のエピソードもご紹介しようと思います。

 

なお、繰り返しになりますが、いずれが良い・悪いというものではなく、経験を通じて感じた個人的な意見の一つです!

 

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イルミネーションがきらきらと。綺麗で素敵な街、丸の内

 

 <今までの経歴>
・行政機関(広報)
・大手建機メーカー(広報)
・(家族の海転勤に伴い、米国在住)
・大手電機メーカー(広報)
・大手サービス(広報) *ちなみに、ここで離婚
ベンチャー(広報かと思いきや、IPO準備)
ベンチャー(広報)

 

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<稟議>
・稟議は専用の表紙をつけて(判子リレー)
・電子稟議システム

 

これは役所で顕著なのですが(といっても、同じ中央省庁といっても組織によってシステムが違うので、他はわかりません)、私がいた当時は、稟議専用の表紙がありました。この枠組みに、表題や稟議先、内容説明などの文章が適切な余白をもって印刷されるよう、既にワードデータ(古くは一太郎)が設計されており、それに必要項目を記入して、差込印刷で出力します。(稟議の種類で赤枠の表紙と青枠のそれがあった気がしますが、何の違いだったか思い出せず・・気になる)

これ、慣れるまでは上下反対とか裏面などに印刷したりして、結構手間がかかります&用紙を無駄にします。万が一、稟議をあげている途中で差し戻され、表紙の内容を修正する場合、結構大変。回覧先も多いと数十箇所必要なので、すべての判子リレーのやり直しは非現実的です。些細な修正なら、カッターで印刷文字を削り、手書きで修正を加えました。あ、もちろん、最終権限を持った人のところには、正式な文書が届くので、改ざんではありません、悪しからず。

大企業では、最近では電子決裁システムを取り入れているところも増えてますかね。私の経験では、稟議書をワードデータなどで作成して必要資料を添付しつつ、稟議を電子的に回すケースや、そもそもの稟議全体をシステムで行う(Salesforceなど)ケースもあります。

電子決済の良いところは、起案の手間が楽なのと、トレースがしやすいことがあります。紙の稟議だと、書類の山に埋もれたり、行方不明になること数知れず。急いでいるときは持ち回りますが、通常は上司に回したあとは適宜、流れていきます。現在地の把握ができないので、下っ端の私はいつも、稟議を探して走り回っていました。

 

<業務を進める上での方針>
・前例踏襲
・前例を踏襲しつつ、改善
・前例にはあまり興味がない

 

役所の仕事は前例踏襲!(元気よく言い切ります!笑)従来のやり方を変えることはリスクにしかならないからです。役所はだいたい2-3年で異動するので、在任期間中に滞りなく物事が進むことが最優先。リスクを取って何かに挑戦するモチベーションもなければ、そういう土壌も育ちません。

大企業は確実に、前回のやり方を見直して改善します。個人的にはこのやり方が、積み上がる感じがあって好きでした。

ベンチャーは毎回、ゼロスタート。同じことに取り組むとしても、前回の担当者が社内に残っていないケースもままあります。引き継ぎがないことも多いので、自分で前回のやり方を探るか新たに構築するしかありません。私は次、この同じ案件を他の人がゼロベースで引き継ぐのはナンセンスだと思うので、今回のやり方の手順、次回の申し送りを記録に残しておきます。万が一、自分が退職したとき、後任者が少なくとも自分と同じレベルから仕事をスタートできれば、会社にとってもプラスになると思うからなのですが、このことを評価されることは残念ながらありません。自分なりの美学というか、ただの自己満足ですね(笑)。

 

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インデックスも綺麗に貼って、誰が見てもわかりすくしたいタイプです(笑)

 

<他部署との連携・調整方法>
・役所においては、まずは各部門の同じ役職者同士が戦う
・部門長同士がまず話をつける
・担当者が部外の責任者に直接話をする

 

例えば役所。自部門で何か、今までにない新しいやり方なり施策を取り組むときのこと。係員(平社員のこと)である私は、他部門(例えば管理部門)の係員としか業務の話をすることができません。そのため、まずは同じ序列の人間同士が議論を戦わせ、話がつかなかった場合は、係長同士で話してもらいます。そこでも話がつかなければ、課長補佐、課長などへと議論の玉が流れていくのです。この体験は個人的には非常に衝撃的でして、あるとき課長に聞きました。

 

私「なんで下から上げないと行けないんですか?課長同士が話をつけていただいた方が、断然話がスムーズじゃないですか?」

課長「だって、それがルールだから。」

 

あ、なるほど、それがルールなんですね!(♡)というわけで、事あるごとに係員同士は不毛な戦いを繰り返し、その連鎖は意思決定者まで続くのでした。(これも省庁の中の部門で変わる可能性があります)

 

大企業の場合は、部門長同士が話をつけた上で下に話を下ろしてくれたり、自分が企画の責任者だった場合は、他部署の部長に直接相談にいく、というやり方をしていました。メーカーの場合、縦割りというか部門、工場ごとに文化が異なるので、相手の懐にいかに飛び込めるかが業務遂行の肝と言っても過言ではありません。初めはだいたい相手にされない(電話しても忙しいといって切られてしまう・・涙)のですが、先方部署(だいたい地方)に出張・訪問して、企画の意図を説明し、酒を飲み、己を開示して受け入れてもらいうことが大事。一度その関係が構築されればそれが揺らぐことはほとんどなく、どんなに忙しい現場でも話が早く進むようになります。別件でその土地に出張したことがあとからわかると、「なんで連絡してこないんだ、水臭いじゃないか!」と怒られました。はい、すみません。

 

ベンチャーの場合は(といってもこれは業界を代表する特質にはなりませんが)、スピードが重要なので担当者が直接、上長や関係者と話をつけます。ここが至ってシンプルなのでよいと思います。他方、大企業のように関係構築が積み上がらない印象を個人的には持っています。一つの仕事がうまく運び、信頼関係が築けたと思っても、別の仕事ではゼロリセット。それはそれ、これはこれ、といった具合です。いいことも悪いことも後を引きずらず、中途入社者で成り立つ組織構成上、ある意味自然なことかもしれません。

 

<報酬に対する考え方>
・苦痛に対する対価(役所)
・社歴に応じた報酬(大企業)
・やりたいことをやった対価(ベンチャー

 

役所は何かと、なんだかなあと思う仕事が山積みです。公務員の仕事を揶揄して9時5時、なんて言葉もありますが、中央省庁の5時は午前5時。長時間労働が常態化しています(最近はわかりませんし、省庁によってこれも大きく異なります)。もちろん、仕事に対する誇りがあるからこそ頑張れるのですが、報酬は苦痛に対する対価という考え方があるのも事実です。

大企業の場合は、ある程度年齢や社歴で報酬のレンジが決まります。年功序列ですね。いろいろな報酬体系を経験しましたが、組織としてはこれが一番、管理のコストが楽なんだろうと思いました。

ベンチャーの場合は職務に応じた報酬で、年齢はあまり関係ありません。どちらかというと、会社にジョインしたタイミングも重要。自社への功労者を評価する傾向が強いかもしれません。製造業にあるようなベースアップもあまり期待できないので、入口(入社時の条件交渉)が大事と言えます。ここに納得感がある場合もそうでない場合もあり、意見がわかれます。

 

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他にも、役所や大企業にいたときは、タイムカードを切る瞬間でオン・オフをすっきり切り替えましたが(業務後に仕事のメールを見ることは100%ない)、ベンチャー企業で働くようになってからは、業務後はもちろん、夏休みも仕事のPC・ケータイを持ち歩き、常にチェック。何かあればすぐ反応できるという安心感がありつつも、どこにいても仕事がそばにあります。

人脈についても、以前は仕事とプライベートで完全に分けていましたが、今ではそこの垣根はありません。なんとなく、働き方が変化する今の時代にあっては、仕事との向き合いかたも人付き合いも、シームレスになっていくのだろうと思っています。どれが正しい、正しくないはなく、自分がどこに適合していきたいか、なんでしょうね。

 

以上、いくつかの価値観の違いを振り返ってみました。
異論・反論、共感などありましたら、ぜひ、コメントでお寄せいただけたら嬉しいです。それぞれの環境で学んだ価値観・やり方をうまく取り入れながら、心地よい働き方を模索していきたいと思います。

 

長文にお付き合いくださり、ありがとうございます!