ゴルフ場数トップ3!岐阜県のゴルフ場はスゴかった!『岐阜北カントリークラブ』編
台風の接近により、絶望視されていた本日のゴルフ。天気予報も終日雨だし、ゴルフ場からはどうしますか?って電話がくるし、何ならJR東海の新幹線予約システムからも、新幹線の予約どうする?今回は台風の影響もあるからキャンセル料要らないよ?と好意的なメールも届いたほど。俺は晴れ男だから大丈夫よ、という同級生の言葉が妙に説得力があり、決行することに。それが大正解で、プレー組数なんと5組!ほぼ貸切状態で贅沢なラウンドが楽しめました。にわか雨には見舞われたものの、風含めまったく問題のないレベル。さすがは晴れ男!
前日の天気予報は終日雨でした。
今日ラウンドしたのは、岐阜市内にある岐阜北カントリークラブ。市内と言っても奥という字名がつくだけあって、山を切り開いたまさに山奥のゴルフ場でした。
こんな山道を行くこと10分ほど。
見えてきたのは、雲を見下ろすような場所にあるゴルフ場。山に抱かれている感が半端ない。雲を見下ろす感じは、かつて会社の同僚と言った、群馬県沼田市のスカイリゾートに匹敵します。
歴史あるゴルフ場ならではのレトロ感。
早く着いたのでクラブハウスをうろうろしていると、岐阜県のクラブ対抗戦の表彰状。よく見ると第45回とある。岐阜県のゴルフ産業に歴史を感じます。
そして横には、ゴルフ場の会員から寄贈された、レトロ感たっぷりの木製クラブ。昨今のゴルフクラブはアルミやカーボンなどの材質が主流ですが、昔はそんな素材はないわけですもんね。道具の進化が凄まじいスポーツです。
なお、岐阜の田舎をナメてたら(失礼)、貴重品ロッカーには生体認証(指紋)が導入されていました。これは初めてかも。
課題のパターを改善しようとラウンド前の練習。雨の翌日だけど、そんなに重くは感じなかった。
早速ラウンドスタートと思ったら、何やら見慣れぬところに連れていかれます。なんと、今からゴンドラに乗るんだとか。にわかに何を言われているのかわからない私。
降りるよう促されます。何なに??
まさにゴンドラに乗るとはこのこと!これはもはや、ゴルフというより一種のアトラクション!テンション上がりますっ!!
後ろにはカート乗り場。壁には「スロープレー、気づいてないの、あなただけ」というシュールな標語が・・(笑)はい、気をつけます。
こんな道を下りて行きます。(どう考えてもテンションが上がる)
しばらく道なりに行くと、水を堰き止めたダムのような池。
ようやく到着したのは、東コース。このゴルフ場には3つのコースがありますが、先ほどのゴンドラに乗れるのは東コースのみだそう。ラッキーすぎるっ!!
そして、次に驚いたのは人がいる茶屋。関東郊外で私が行くようなコースは、茶屋の箱こそあっても、中に店の人はいません。カウンターなどは残っていたりしますが、自販機だけというところがほとんど。ゴルフ場の市場規模は1992年の約2億円をピークにこの20年で半減以下となりますが、人のいない茶屋はまさに、ゴルフ場経営の人件費削減の流れなんでしょう。そんな中、おしぼりや飲み物などを提供してくれる茶屋というのがたいそう新鮮でした。こういう経費を削れば、もっとプレーフィーも安くなりそうと思うのですが、ゴルフ人口の過半は60歳以上の高齢者。彼らが黙っちゃいないんでしょうかね。
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ゴルフ場経営に関するこちらの論文が大変勉強になります。
https://www.waseda.jp/tokorozawa/kg/doc/50_ronbun/2015/5015A315.pdf
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同級生の話では、逆に店の人がいない茶屋の方が珍しいらしいそう。調べてみると、人口当たりのゴルフ場数は、栃木、山梨に続き、岐阜は3番目。利用者数も全国トップ10には入っていて、岐阜県のゴルフ産業は盛んなのだと思いました。
さて、前半は52で終了。行きに乗ったゴンドラで、クラブハウスへ戻ります。
ゴンドラからの景色は本当にテンションが上がる。本日のハイライト!!
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30分ほどでランチを済ませ、後半・西コースへ。これがまた、高低差の激しいコース。
写真を撮り損ねましたが、大半が打ち下ろしコース、景色が素晴らしい。
人工?の岩盤がせり出すコースってのも初めて。同級生はこの岩壁に当ててコースを攻めていました、さすが。
今日は82でプレーしていた同級生。確実にグリーンに乗せる抜群の距離感コントロールは、なかなかお目にかからない腕前でした。年に一度はプロのコンペでキャディを務め、岐阜県内のゴルフ場会員権を2つ持っている、というのも納得。
さて、後半のスコアは62でトータル114。100切りの目標からはさらに遠ざかってしまいましたが、大満足のラウンドでした!ちなみにプレーフィーはランチを含めて13000円ほど。金額的には関東と大差はありませんが、満足度に大きな差です!!
懸念のパターは改善するもスコアは悪化。すべての条件が揃わなければスコアメイクしないというのも、ゴルフの醍醐味ですね。
帰省に合わせ、ゴルフに付き合ってくれた同級生に大感謝!!一人は一年ぶりとのことなのに、わざわざ付き合ってくれました。高校時代はあまり話すこともなかったけれど、こうして交流できるのもゴルフの楽しさだなと思います。また、facebookでの交流がなければ、今日のラウンドが実現しなかったことを思うと、時代にも感謝です。
なお、本日のゴルフ場にすこぶる感動する私を横目に、ここは岐阜の中ではそれほどでもないよ…と2人。そ、そうなの!?とにわかに信じられない私。岐阜のゴルフ場ってどんなに凄いんでしょうか?きっとまた、岐阜のゴルフ場で再会することを約束し、家路につきました。
【おまけ】帰宅したら犬小屋の上で寝ている愛犬。「この角度がちょうどいいのよね」と言っているようです(笑)。