「どうせ愛されている」〜自己肯定感の低いワタシのおまじない〜
先日、こちらの記事を読みました。
とっても心にしみて、疲れた心にひたひたと優しさが満ちていく、そんな感覚に包まれました。FACEBOOKでシェアすると、「まさにそのとおりだよね」とか「自分も何度か撤退してるよ」などというコメントが集まりました。
すみだ水族館のチンアナゴ、ゆらゆらしながら、とっさのときにはささっと。砂の中に逃げるのが上手です。
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私は他人にうまく頼るのが苦手で、若い頃はよく仕事や悩みを抱え込んでは、勝手に苦しくなるということを繰り返していました。体調に支障をきたしても、ついムリをしたり頑張ならなければって自分を追い込んでいたような気がします。
その不器用な性格は今でも変わっていませんが、最近はなるべく身体の声に耳を傾け、疲れたというシグナルを受け取ったら、少し休んだり立ち止まるようになりました。上手かどうかはさておき、身の回りの人に相談したり、自分の胸の内を打ち明けられるようにもなりました。不器用な自分としては、大きな進歩です。
そんなときに出会ったこのブログ。心に響き、いただいたコメントも身にしみました。
この話を仲間に打ち明けたところ、2人ともが自分も似たような経験があると教えてくれました。一人は上司との関係に悩み、心理的に追い詰められ、上司との2人きりのコミュニケーションがとれなくなったそう。第三者に間に入ってもらうことでうまく距離感を保ち、今では、その上司とも話ができるようになったそうです。
そして、彼女が教えてくれた、「どうせ愛されている」という自己暗示の言葉。
不安になったときには、この言葉を唱えるんだそう。どうせ愛されてるからさって、潔く言い切ることが大事。そっか、どうせ愛されているんだって思ったら、何だか笑ってしまいました。
もう一人は、過度なストレスによって体調不良になることを自ら公言し、それを受け入れてもらうことで、自分らしく生きる道を選んだとのこと。あっさりと話してくれましたが、きっと、それまでに幾度もの苦しい時期を経験したのだろうと思うと、心震えるものがあります。
私は支配したがる相手との関係が苦手です。かつて結婚していた人もそのタイプでした…
自己肯定感の低さから自分に自信が持てず、自分にOKが出せず、そういう関係を作っていたのかもしれません。
そういえば、先日参加した女性のための失敗会議「FCon」でも、同じ思いで葛藤しているという話をしてくださった方がいました。第一線で活躍している女性でも、自分と似た葛藤を抱えている。その苦しみに思わず自分の感情が重なり、胸が熱くなったのを覚えています。
FCon(Lean in TokyoのFACEBOOKより)
落ち込みがちな、今日この頃。仲間に教わったおまじないを唱えながら、明日は今日より元気に過ごせたらと思います。